プラムとは、バラ科サクラ属の落葉小高木の果実のことをいいます。
実は「プラム」と「すもも」は同一のもので、同じ果物でも日本と諸外国での呼び方が違うだけなのです!
ちなみに「すもも」という名前の由来は、桃よりも酸味が強いためとされています。そのまんまですね(笑)
プラムには、食後の血糖値の急激な上昇を抑え、コレステロールの吸収を抑制する作用があるとされていて生活習慣病の予防に効果が期待されている水溶性食物繊維のペクチンや、強い抗酸化作用がありアンチエイジングに効果的なカロテンやビタミンE、クエン酸が多く含まれています。
ここでは、ダイエットやアンチエイジングに効果のあるプラムについて紹介したいと思います。
◆目次◆
プラムのカロリーはどのくらい?
プラムのカロリーは、大体100g当たり44キロカロリーと低カロリーとなっています。
プラムといえばプルーンと同様に「鉄分」というイメージがありますが、成分表を見る限りそこまで多い量が入っているとは言えません。ちなみにドライプルーンの鉄分は100g当たり1mg含まれているようです。
プラム100g当たり成分表
エネルギー | 44kcal | ナトリウム | 1.6g |
タンパク質 | 0.6g | カリウム | 150mg |
脂質 | 1g | カルシウム | 5mg |
炭水化物t | 9.4g | マグネシウム | 5mg |
ビタミンA | 7μg | リン | 14mg |
ビタミンR | 0.6mg | 鉄 | 0.2mg |
ビタミンB1 | 0.02mg | 亜鉛 | 0.1mg |
ビタミンB2 | 0.02mg | 銅 | 0.03mg |
ナイアシン | 0.3mg | マンガン | 0.07mg |
ビタミンB6 | 0.04mg | クロム | 1μg |
葉酸 | 37μg | モリブデン | 1μg |
パントテン酸 | 0.14mg | 食物繊維 | 1.6g |
ビオチン | 0.2μg | ビタミンC | 44kcal |
プラムの糖質量は?
プラムには、100gあたり7.8gの糖質が含まれています。
果物の100gあたりの平均糖質量は13.5g、全食品の平均糖質量は18.5gなので平均糖質量と比較し、プラムの糖質量は少ないことが分かります。
プラムの効能!ダイエットに効果的な理由
カロリー、糖質ともに低く栄養素が豊富なプラム!ここではプラムのダイエットに効果的な効能、美容に効果的な栄養素について紹介したいと思います。
食物繊維が便秘を解消してくれる
プラムは水溶性食物繊維のペクチンを含んでいます。この水溶性食物繊維のペクチンには善玉菌を増やす効果や摂取するとゲル化し、柔らかい便をつくる働きがあります。
この水溶性食物繊維によって体に蓄積された老廃物や毒素を排出することができ、便秘解消にも効果が見込まれます。
便秘になると腸内に悪玉菌が増殖してしまい、むくみや血行不良の原因となってしまいます。また便秘は体の代謝機能にも密接な関係があり、便秘によって腸機能が低下してしまうと肝臓に負担がかかり、代謝機能も大幅に落ちてしまいます。
私たちの身体は代謝によって糖や脂肪をエネルギーに変換しているため、代謝機能が低下すると痩せにくい体になってしまうのです。
つまり、便秘を解消して腸内環境を保ち代謝を活発にすることがダイエットをする上で重要なポイントになるのです。
プラムに含まれるカリウムでむくみが解消できる
私たちの身体には体内に余計な塩分があるとそれを薄めようとして水分を溜め込む性質があります。この溜め込まれた水分が体のめぐりを悪くさせ、代謝の低下やむくみを引き起こす原因となっています。
プラムには「カリウム」が多く含まれています。このカリウムには塩分の排出を促す効果があり、意識的に「カリウム」の含まれた食品を摂ることによって、塩分をスムーズに排出することができます。
ダイエット効果がある
水溶性食物繊維のペクチンには、お通じをよくする効果のほかに脂肪を燃焼させる効果や、摂取することでゲル化するので腹持ちがよく食欲を抑える効果があります。また、血糖値を安定させる作用もあるため、脂肪が付きにくくなります。
ほかにも、血中の中性脂肪の低下や消費エネルギーの増加効果があるという研究結果もあるそうです。
生活習慣病を予防してくれる
プラムには、食後の血糖値の急激な上昇を抑え、コレステロールの吸収を抑制する作用があるとされていて生活習慣病の予防に効果が期待されている水溶性食物繊維のペクチンや、強い抗酸化作用がありアンチエイジングに効果的なカロテンやビタミンE、クエン酸が多く含まれています。
妊婦さんに嬉しい葉酸が豊富!
プラムには、赤血球の形成や赤ちゃんなの正常な発育に必要なビタミンB群の一種で、新生児障害のリスクを減らすために重要な栄養素である葉酸が含まれています。
葉酸の摂取は厚生労働省も推奨しており、プラムはこの葉酸を効率的に摂取できる食材のひとつとなっています。
プラムの食べすぎには要注意!
ダイエットや美容に効果的なプラムですが、その軽い口当たりからつい数を食べてしまいがちです。
プラムのカロリーや糖質量は低いものの、食べすぎればカロリーや糖質を多く摂取することになり身体に毒です。また、プラムには便を柔らかくして排便しやすくする作用のあるソルビトールが含まれています。
このソルビトールは下剤に使われている成分でもあるので、摂取しすぎには気をつけましょう。
プラムに係わらず、食べすぎは栄養の偏りを招きます。食べる際はほどほどにしておきましょう。
プラムはダイエットや美容に効果的
今回はプラムの効能やダイエット効果について紹介しました。
プラムには、食後の血糖値の急激な上昇を抑え、コレステロールの吸収を抑制する作用があるとされていて生活習慣病の予防に効果が期待されている水溶性食物繊維のペクチンや、強い抗酸化作用がありアンチエイジングに効果的なカロテンやビタミンE、クエン酸が多く含まれています。
食生活にプラムを加え、効果的なダイエットライフをおくりましょう!
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